決算書とは、会社の健康診断書であり、通知表でもあります。決算書は大事に保管しても、額縁に入れて飾って置くものでもありません。手に取って活用して、初めて意味あるものとなります。
上記にあてはまることがありましたら、直ちにお問い合わせください。決算書の見方、活用方法を、専門用語を使わずに日常の言葉に置き換えてお伝えいたします。

財務診断の必要性

事業を継続する上で重要なことは、キャッシュをプラスの状態で維持すること。
だからと言って、現金・預金残高といくらにらめっこしても、残高は結果でしかなく、どのようにしてそうなったのか原因は分かりません。決算書が読めるということは、原因と結果を理解できることを意味します。

企業活動はヒト・モノ・カネが相まって進んで行きますが、決算書はこれらを一定のルールに基づき、カネの面から取りまとめた会社情報の宝庫です。
何故、売上が増えたのか・減ったのか、利益が増えたのか・減ったのか、現金が増えたのか・減ったのか・・・。

金融機関は融資を行う際に、決算書の提示を求めます。それは、重要な情報が詰まっているため、必要となるからです。
しかしながら、決算書とキチンと向き合っている経営者は多くありません。自前の勘ピューター(コンピューター)で把握できることは限られており、何かのきっかけで業績や資金繰りが悪化した時では手遅れです。

そうならないために原因と結果を分析する財務診断を実施し、経営者自ら会社の健康診断書・通知表である決算書を読む力を身に付ける、そのポイントを伝授いたします。